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四十八手

江戸期に整理された48の体位体系。本タグでは関連する体位語をまとめる。

収録35 単語
関連タグ 体位 35 春画 23 江戸 13 行為 1 すべてのタグ ▸

揚羽本手

あげはほんて / agehahonte
揚羽本手(あげはほんて)とは、江戸期の四十八手の一つで、対面正常位において被挿入側が両脚を蝶の翅のように高く広げる派生型の異称である。揚羽蝶の翅形に擬えた命名で…

仏壇返し

ぶつだんがえし / butsudangaeshi
仏壇返し(ぶつだんがえし)は、四十八手に列せられる体位のひとつ。男女が同じ方向を向いた立位ないし座位の姿勢から、女性が両手を床に着き上半身を後ろに反らして結合す…

千鳥

ちどり / chidori
千鳥(ちどり)とは、江戸期の四十八手の一つで、女が横臥して片脚を高く挙げ、男が後方から脚を絡めて挿入する側位の体位。脚の交差形態を千鳥の足跡に擬えた命名であり、…

抱き地蔵

だきじぞう / dakijizou
抱き地蔵(だきじぞう)とは、江戸期の四十八手の一つで、男が直立し女の身体を両腕で抱え上げて挿入する対面立位の異称である。地蔵菩薩を抱きかかえる姿に擬えた命名であ…

達磨返し

だるまがえし / darumagaeshi
達磨返し(だるまがえし)とは、江戸期の四十八手の一つで、被挿入側を仰向けに丸め込み両脚を高く挙げて折りたたむ屈曲位の異称である。達磨の起き上がりに擬えた命名で、…

出船

でふね / defune
出船(でふね)は、四十八手における対面型・退出系の派生体位。入船と対を成し、男が船を港から出すように女から離れつつ結合を維持・解除する形態。江戸艶本において結合…

二見ヶ浦

ふたみがうら / futamigaura
二見ヶ浦(ふたみがうら)は、四十八手における立位系の派生体位。伊勢二見ヶ浦の夫婦岩のように、男女が並び立って結合する形態。江戸艶本において立位を聖地の意匠に擬え…

御所車

ごしょぐるま / goshoguruma
御所車(ごしょぐるま)は、四十八手に列せられる体位のひとつ。女性が仰向けに横たわって両足を抱え上げ、男性がその間に深く入り込む形態。平安貴族の御所車を引く牛の構…

機織

はたおり / hataori
機織(はたおり)とは、江戸期の四十八手の一つで、深く浅くを規則的に交互させる抜き差しの所作を主体とする動作型体位の異称である。機織り機の杼の往復運動に擬えた命名…

帆柱

ほばしら / hobashira
帆柱(ほばしら)は、四十八手に列せられる立位体位のひとつ。男性が直立した姿勢のまま女性を垂直に支え、女性の身体が船の帆柱のように一本軸となる縦位形態。立位対面位…

帆かけ茶臼

ほかけちゃうす / hokakechausu
帆かけ茶臼(ほかけちゃうす)とは、江戸期の四十八手の一つで、騎乗位において被挿入側が片脚を立てて構える形態の異称である。立てた片脚を帆掛け船の帆に擬えた命名で、…

犬かけ位

いぬかけい / inukakei
犬かけ位(いぬかけい)は、四十八手に列せられる後背位の古典名称。女性が両手両膝を畳に着いた四つん這いの姿勢を取り、男性が後ろから跨いで挿入する形態で、犬の交尾姿…

入船

いりふね / irifune
入船(いりふね)は、四十八手における対面型の派生体位。男女が向かい合い、被挿入側が脚を開いて受け入れ、挿入側が船が港に入るように腰を寄せて結合する形態。江戸艶本…

鴨の入首

かものいりくび / kamonoirikubi
鴨の入首(かものいりくび)は、四十八手に列せられる古典体位の一つ。挿入側が深く屈み、首を斜めに突き出すように腰を入れる姿が、水鳥の鴨が水面に首を差し入れる仕草に…

雁が首

かりがくび / karigakubi
雁が首(かりがくび)とは、江戸期の四十八手の一つで、後背位において挿入側が被挿入側の首筋・肩を後ろから抱え込む形態の異称である。雁の首が獲物に絡みつく姿に擬えた…

越し車

こしぐるま / koshiguruma
越し車(こしぐるま)は、四十八手における屈曲正常位の派生体位。挿入側が車を越えるように身体を傾けて結合する形態で、御所車の応用形として位置づけられる。被挿入側の…

寿縛り

ことぶきしばり / kotobukishibari
寿縛り(ことぶきしばり)は、四十八手における緊縛系の派生体位。寿の字型に被挿入側を縛って結合する形態で、緊縛と性交を組み合わせる江戸艶本の特殊体位の一例。祝意を…

真向い菊一文字

まこういきくいちもんじ / makouikikuichimonji
真向い菊一文字(まこういきくいちもんじ)は、四十八手における対面開脚型の派生体位。被挿入側が仰臥位で両脚を真横に一文字に開き、挿入側が真正面から結合する形態。菊…

門切り

もんぎり / mongiri
門切り(もんぎり)は、四十八手に列せられる古典体位のひとつ。女性が四つん這いの姿勢で頭を下げ、男性が真後ろから挿入する後背位の派生形で、入口を断ち切るような腰の…

鳴門巻き

なるとまき / narutomaki
鳴門巻き(なるとまき)とは、江戸期の四十八手の一つで、結合を保ったまま両者が身体を回転させて体位を切り替える変則的体位の異称である。鳴門海峡の渦潮の旋回運動に擬…

鴛鴦の睦合

おしどりのむつみ / oshidorinomutsumi
鴛鴦の睦合(おしどりのむつみ)は、四十八手における対面座位の派生体位。仲睦まじい鴛鴦のように男女が抱き合う形態で、両者が向かい合って座り結合する。江戸艶本におけ…

押し車

おしぐるま / oshiguruma
押し車(おしぐるま)は、四十八手に列せられる体位の一つ。女性が両手を床に着き、男性が女性の両脚を持ち上げて支える形が、団体体操の手押し車に似ることから名付けられ…

流星

りゅうせい / ryuusei
流星(りゅうせい)は、四十八手における行為派生の体位・所作。急速な抜き差しの所作を流星の落下に喩えた命名で、結合運動の局面に固有名を与える江戸艶本特有の動詞性命…

笹舟

ささぶね / sasabune
笹舟(ささぶね)は、四十八手に列せられる体位のひとつ。男女が横向きに身を倒し、互いの体を斜めに重ねて結合する側位形態。命名は子供の遊戯で用いられる笹の葉の小舟が…

杣人

そまびと / somabito
杣人(そまびと)は、四十八手における立位系の派生体位。山中の樵が薪を背負う姿に擬えた立位背面型で、挿入側が被挿入側を背負うように抱え上げて結合する形態。江戸艶本…

立ち花菱

たちはなびし / tachihanabishi
立ち花菱(たちはなびし)は、四十八手に列せられる立位体位のひとつ。男女が立ったまま結合し、互いの体を回しながら姿勢を変える形で、家紋の花菱模様の対称的回転に擬え…

立ちまんぐり

たちまんぐり / tachimanguri
立ちまんぐり(たちまんぐり)は、四十八手系の屈曲開脚体位「まんぐり返し」を立位で再現した派生形態。挿入側が立ち姿勢のまま被挿入側の両脚を高く担ぎ上げ、骨盤を垂直…

立ち松葉

たちまつば / tachimatsuba
立ち松葉(たちまつば)とは、江戸期の四十八手の一つで、立位において被挿入側の片脚を高く挙げ、両者の脚を松葉のように交差させる対面立位の異称である。松葉崩しの立位…

燕返し

つばめがえし / tsubamegaeshi
燕返し(つばめがえし)とは、江戸期の四十八手の一つで、後背位から正常位へ、あるいはその逆へと結合維持下に切り替える体位移行型の異称である。空中で身を翻す燕の飛翔…

浮き茶臼

うきちゃうす / ukichausu
浮き茶臼(うきちゃうす)は、四十八手に列せられる体位のひとつ。茶臼(対面騎乗位)の派生形態で、女性が片脚を床から浮かせて結合する形を指す。腰の自由度を高めること…

浮き松葉

うきまつば / ukimatsuba
浮き松葉(うきまつば)は、四十八手に列せられる体位のひとつ。松葉崩しの派生形態で、女性が片脚を空中に浮かせ、もう片方を挿入側の身体に絡めずに宙に浮かせる半側位。…

寄せ千鳥

よせちどり / yosechidori
寄せ千鳥(よせちどり)は、四十八手における側位系の派生体位。両者が横向きに寝た「千鳥」の姿勢からさらに身体を寄せ、被挿入側の片脚を挿入側の腰に絡めて深く密着する…

茶臼

ちゃうす / chausu
茶臼(ちゃうす)は、女性が男性の腰にまたがり、腰を回す動きをもって性交する体位の江戸期呼称。菱川師宣の『恋のむつごと四十八手』を起源とし、現代の騎乗位の主要先行…

松葉崩し

まつばくずし / matsubakuzushi
松葉崩し(まつばくずし)は、男女の脚を松葉のようにV字に交差させて挿入する体位。江戸期は「肩すかし」と呼ばれ、近代以降に松葉崩しの呼称が定着した。深い挿入と陰核…

紅葉立ち

もみじだち / momijidachi
紅葉立ち(もみじだち)は、江戸期『四十八手』に由来する古典体位の一つ。被挿入側が仰臥位で両脚を紅葉の葉のように左右に開き、挿入側が立位を取って結合する姿勢。立位…